#Last song for you…5
私の少し先輩
私と違い、士業ひと筋
オープンした2016年3月から今まで
毎週のように通ってくださったお客様
カウンターひと筋
マンデリンひと筋
…味覚は女子
やり方によってはガッポガッポ儲かりそうな職業ですが
儲けるために始めた仕事ではないらしい
儲からない仕事もちゃんとやる人
つまりカフェでいうと、水を注ぎに行く仕事(笑)
話逸れてしまいますけど、水を注ぎに行くって究極だよな…って思う
だって見方によっては追加の注文を阻止して、席を空けさせないのよ
水を足しに行ったからってお客様は「悪いから注文しよう」とは思わないし(私は思わない)
私たちだってそんなこと1ミリも期待してないし
ただのお・も・て・な・し…OMOTENASHI~
当然のように言われるとあげたくなくなる(′・_・`)…
何故だか…リピーターさんのほうが威張ればいいのに、みんな自分で注いだり
「あ、気づかずにすみません」とか言うと「あ、いえいえ大丈夫です」と…
すごく気を使わせちゃってる気がしてます
それと、カフェをやってみて分かったのは回転率の重要性
うちの数少ない割引制度の1つ、今だから教えます
「やさしさ割」というのがありまして、満席の時や状況を見て席を譲ってくださった
そんな優しいお客様にそっと割引をしています
わざわざ「割引きます」などとも言わず、レシートを見れば書いてある程度
それがうちの店の回転率を上げる唯一の努力
そもそも私たちの信念は「回転率よりもリピート率」ですし
それこそが…その先にこそ、繁栄があると信じていた
…今も信じています
回転率のメリットを上回るほどのリピート率をあげられるような店になりたい
この味覚女子の先輩も、おそらく狩る人ではなく、耕す人なんだと思う
ずっと水を足し続け、期待もしていないところで新しい注文をもらう
そして私もそう
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