#FUZZYを愛す、IMAGINATIONを愛す
イギリス出身の方にスコーンを食べてもらう機会に恵まれた
「スッゴクオイシイ」
日本語が堪能な彼は、ひとくち食べるたびにそう言った
「お母さんの味ではなくて、隣のおばさんの味だ」
それがそのままの意味なのか
イギリスのことわざ的な意味があるのかは分からない
「えっえっ、それってどういうことですか?」
…なんて聞くのは不粋じゃんね
曖昧でいい部分は曖昧なままに
毎日グラム数とにらめっこしてると
きっちりやらなくていい部分に安らぎを求めます
言語は面白い
仕事として確認しなければならないこと以外は遊びの部分を多めに持っていたい
あなたの放つその言葉の裏側にはどんな感情が隠れているの?
とチロリと覗いてみたり…みなかったり…
きっと隣のおばさんは、イギリスにしては珍しく、料理をガッツリやる人
若い頃、旦那さんの仕事の関係で日本に5年ほど滞在してて、その時知り合った
日本語教室の先生から肉じゃがの作り方を教えてもらって、料理にはまる
そして書店に行ったら焼き菓子のレシピ本なんか見つけちゃって
「そうだ、国に帰ったらスコーン焼くし、ちょっと研究しようかしら」なんつって
そしてできた
クロテッドクリームを付けなくても、十分美味しい
表面はサク、中はふんわり
コーヒーに合うし、紅茶にも、牛乳にも、そして水でも…
小麦とバターの香る、ほんのり甘いプレーンスコーン
「うん、これはお母さんの味ではなくて、隣のおばさんの味だ」
少し温めて、バターとかマーガリンを付けて食べたらあなたもイチコロだってさ♪
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