物語舎 第1章 木場3丁目店舗編

私たちが行きたくなるようなサードプレイスを作りたくて
カフェを始めました

コーヒー

美味しいコーヒーを飲んでもらいたくて
焙煎の日本チャンピオンになった人の豆を用意しました

より美味しくコーヒーを飲んでもらうためにと

スコーンを用意しました


コンセプトを大切にしたくて
駅前を避けて、少し不便な場所を選びました


コンセプト
「大人はゆっくり、子どもは静かに
そして、赤ちゃんは泣きます」


周りに何もない住宅地に
土日になると、あれだけのお客様が来てくれるんだから
ある程度の達成感みたいなものはあります

私たちの思惑通り、わざわざ目指して来てもらうお店に育てたのですから…

「俺ってスゲ〜( ̄_ ̄ )♪」って思います


反面

雨にめっぽう弱く
寒さにめっぽう弱く
「こんな店誰も必要としてないんだ(T_T)」
なんて、イジケていたたくさんの平日も乗り越えました



で、

「私たちが行きたくなるようなカフェ」を作れたのか


分からん…


ここにこの店があって
オーナーが私たち夫婦で
果たして私はこの店に通うのか…

それはもう分からないし「理想には程遠い」としか思えないです


目指す場所はまだ遥か彼方にあります




が、




遥か彼方ではありますが
まったく姿形が見えないわけでもありません

カフェをやりたいなぁ…と思っていただけの頃に比べれば、格段に

そしてこの2年間で
私たちは前に進む手段を手に入れました


それは脚を一歩前に踏み出す、という画期的な方法です
これを左右交互に繰り返せば
必ずたどり着くことができることを学んだのです

遥か彼方とはいえ
目的地までは地続きです

歩ける



この2年と3ヶ月の決算報告をします

支出の部
家賃
水道光熱費
店内消耗品
世に出なかった試作品の数々
やさぐれていた日々
数々の無駄遣い
自分に負けた多くの時間

収入の部
お客様からの数々の差し入れ♪
お客様からいただいたたくさんの手紙
自分史上最高のスコーンを手に入れた
たくさんの「美味しい」をいただいた
カフェ経営ができるって知った
コーヒーがますます好きになった
妻をますます好きになった
カフェがますます好きになった
人は優しいって知った
無数のエール


今日もたくさんのお客様が私たちに教えてくれました

「あなたたちが売っていたものは、コーヒーやスコーンだけではなかったんですよ」

…と


そのおかげで私たちは

カフェで売るもの
売れるもの
売っていいもの
売るべきもの

を知った


それは「思い出」であり「物語」である

2年半前に思いついた店名は
私たちにこれを伝えるために
降りてきたんだと思う


決算報告

…大黒字だわ


2年分のシワが増え、白髪が増え、身体が痛くなり、休みもほとんどなくなったけど

私たちはスコーンの他に
「すげーもの」を手に入れた…と知る


それを教えてくれたのは
物語舎を応援してくれたみなさんです



「私たちを見つけてくれてありがとう」



またいつかどこかでお会いしましょう
私たちはゆっくり歩き続けます
あなたもそうしてください



第1章は章末




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